Tuesday, August 24, 2010

ヨガと涙


ヨガのクラスを受けていても、教えていても、エネルギーのシフトを感じます。ヨガプラクティス中、何かしら心にドッシと来る体験をした事がある方も沢山いると思います。私がヨガクラスを受けている時も教えている時も、泣いている人を何度も見た事があります。

私がヨガに出会った当初は、自分の中にヨガのクラスで泣くと言うコンセプトは全くありませんでした。数えきれないほどのヨガクラスに出て、プラクティスが深まるにつれ、周りの人達がヨガマットの上で、感情を出していると言う事に気づき始めました。鼻をすする音や、涙をふく姿、時には、号泣する声なども。私自身も、ヴィンヤサフローに乗り、シャバサーナの時には完全な幸せを感じ、涙を流した事もあります。

興味深いのはヨガコミュニティーではその時、その時のトレンドがあります。肩の使い方とか (一時期はある肩の使い方が主流だったけど、今の肩の使い方のトレンドはこうとか)音楽の使い方、バクティヨガのエッセンスをミックスしたクラスとか、いろいろ。一時期のLAのヨガコミュニティーでは、ヨガクラスで泣く事がトレンドだったみたいです(←この前、ブライアンケストとこの話で大盛り上がりしました)。今の LA NY のヨガコミュニティーのトレンドは間違いなく、バクティヨガ&キルタンです。

なぜヨガのプラクティスをしながら泣いてしまうのでしょうか? その答えは、人それぞれ違うと思います。ある人には、一日の中で全てを忘れ、深く呼吸する事で、深い開放感を感じて涙が流れるのかもしれない。ある人は、家族、友達に不幸があったのかもしれないし、恋人との別れを経験している人もいる。

私のプラクティスの中でも、先生の言った言葉が心に響き、ウルット来る事もあります。ただただ、全てから解放されたく泣く事もある。クラスに参加している人達との一体感を感じ心にグット来る事もある。生きていると言う事の素晴らしさ、喜びに溢れ感動の涙が流れる時もある。私にとって忘れる事の出来ない、ずっと心の近くにある体験です。

ヨガの素晴らしさは、自分の魂、ソール、と融合出来る事。このプラクティスを通して、自分自身と一体になれる。私達の中にある光も影も、悲しみも喜びも、笑いも涙も、恐れも勇気も、妬みも怒りも愛も。これらのの感情は、全て私たちの物。

ヨガスタジオと言う安全な場所で、静けさ溢れるスタジオで、美しい人々と共に、呼吸を合わせ、感情を押さえず、たとえ怒りでも、喜びでも、悲しみでも、自由に感じヨガマットの上で身体を動かす。自由と言う素晴らしさ。

私たちが本当は自由だと言う事をマットの上だけでは無く、生活の中でも自由になる許可を自分自身に与えよう。

ヨガマットに立った時、感情が動き始め涙が溢れる時には、こらえず、要らない思いであれば手放して行こう。感じると言う事は私たち人間にとっては自然な事、そして涙を流すと言う事も自然な事です。どういう体験であれ、その体験から本当のヨガが明らかになるはずです。全ての悲しみから解放される時が必ず来ます。私たちの真の姿は苦しみのない、完全な喜び、それを思い出す事、必ず出来るはずです。

Keep showing up on the mat

Peace, Peace, Peace